投信積立の不思議 & 魅力
上の図面をご覧ください
毎月 1万円づつ3か月間積立投資をしたケースです。最初の月は、基準価格10000円に付 10000口(1円1口)2か月目は8000円に値下がりしていますから12,500口買えました。3か月目は9000円に値上がりしていましたから11.111口買えました。合計しますと口数は 33,611口 評価額=口数×基準価格ですから
33611口×9000円=30,250円 投資金額は30.000円ですから、250円の含み益です 基準価格は当初の10000円から9000円と10%値下がりしているのに、評価額は投資元本を上回っています。これは基準価格が下がった時に口数がたくさん買えたからです。マーケット(相場)は常に上下します。一括投資だとマーケットが下がり含み損を抱えるとストレスが貯まるものですが、この積立投資だと下がったら下がったでラッキーな訳です。口数がたくさん買える事によって、取得コストを低く抑える事ができる事によって多少の戻りで含み益となるからです。
上の図面は、日経平均を2000年1月から、2020年8月迄の248か月間 毎月5万円積立投資をしたケースです。 ブルーの線が積立元本の推移で累計 1240万円の投資金額です。積立の評価額はピンクの線です。2008年のリーマンショックから約5年間元本を下回っています。この積立投資のメリットを知っていればこそ続けられたと思います。結果的に評価額2186万円と946万円 76%の含み益となっています。もし当初1240万円の一括投資をしていても1468万円と18%しか上昇していないのです。
これは、日経平均を積立投資したケースですが、世界に目を向けると格段の違いがありますから、次を楽しみにしてください。
これは約20年間のGDPの推移です。日本が横ばいに対して、世界は大きく伸びております。これを反映したものに日経平均や世界の株価指数がありますので御覧ください。
GDPと同じような推移となっております。 これからもお解りのように、世界株式を積立投資の対象に選んだ場合、収益率は日経平均よりも更に良くなります。
上の図面は、2000年1月から2021年2月までの254か月 毎月1万円積立投資をした場合と、最初に254万円の一括投資をした場合の実績です。元本と比較して、一括投資は293%に対して 積立投資は491%と大きな開きがあります。財産を大きく増やすには、子供の成長を見守るのと同じように長い期間をかけて、コツコツと積立投資をする。それも成長著しい世界の株式を対象にしながら実践する事が大事である事が、お解りではないでしょうか?
”人生100年時代” 自分たちの長い人生を豊かにするのも、あなた次第ではないでしょうか!!!
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